【舌の役割】
☆こんにちは☆
本日は「舌」について書いていきます。
舌の構造はどうなっているのか?
舌は味覚器としての役割のほか、食物を唾液と混ぜ合わせて消化を助けたり、飲み混むのを助ける働きがあります。
舌には糸状乳頭、茸状乳頭、葉状乳頭、有郭乳頭など4種の舌乳頭があり、味を感じる味蕾は味細胞の集まりで、これは舌だけでなくお口の他のところにも分布しますが、大部分は舌乳頭である茸状乳頭、有郭乳頭、葉状乳頭にあります。
味覚について
甘味、苦味、酸味、塩味の4つの基本味と、更にうま味の混合からなっています。
苦味は舌の根元、酸味は舌の横、甘味と塩味は舌の先で感じられます。
舌の有郭乳頭、葉状乳頭、茸状乳頭にある味蕾の味細胞が化学物質により刺激されると、舌神経、舌咽神経により大脳の味覚中枢に伝えられ、味を感じます。
他の役割
食べたものが喉から食道や胃へ送り込まれる事、飲み下す事を嚥下といいます。そのなかで舌は口の中にある食べ物を上手に食道に送り込む、重要な働きをします。
また、効率的に奥歯で噛むために、歯と歯の間に食べ物を運んだり、食べ物と唾液を混ぜ合わせたりするのも舌の役割なのです。舌の機能が落ちると、食べ物が上手に食べられなくなるのはこのためです。
また、私たちは口を動かすと自然に言葉が発せられているような気がしますが、実はここでも舌の働きが肝心です。言葉が口から出てくるのは、声帯から発せられる振動した空気を、口腔内で共鳴させて音にさせているのです。舌が上手に動かないと、言葉がうまく出せないようになっています。
ご予約はこちらから
TEL092-762-5678